赤ちゃんの自宅保育中は、どうしても家の中が片付かなくて困ってしまうことってありますよね。特に初めての育児であれば、慣れないことばかりで手一杯。育児用品であふれた部屋を見て、イライラしてしまう瞬間もあるかもしれません。そんなとき、真面目に子育てに取り組んでいるママさんだからこそ、家が片付かない自分を責めてしまい、落ち込んでしまうこともあるはず。この記事では、そんな悩みを抱える親御さんに向けて、部屋をスッキリさせる方法とストレスを減らすためのアイデアをご紹介します!
散らかる部屋の原因とその影響
赤ちゃんが成長するとともに、必要な物がどんどん増えていきますよね。おむつやミルク、哺乳瓶、服、おもちゃなどがどんどん増えて、しかも頻繁に使うので片付ける時間がなかなか取れません。また、赤ちゃんが成長してハイハイやヨチヨチ歩きを始めると、動き回る範囲も広がります。気まぐれにおもちゃを投げたりするので、部屋のあちこちに物が散らかるのは日常茶飯事となっていることでしょう。
いろんな物が目に付くことで注意散漫になる
部屋が散らかっていると、目に入る情報が多くなり、脳が疲れてしまいます。例えば、床に散らばったおもちゃやテーブルの上に積み上げられた物を見るだけで「片付けなきゃ」という思いが頭をよぎりますよね。この小さなストレスが積み重なると、心の負担が大きくなり、イライラの原因になります。
また、家にいる時間が長いのに部屋が汚いままだと「自分は片付けられない親だ」と感じてしまうこともあるでしょう。このような気持ちが自己嫌悪につながり、ますますストレスがたまることもあります。
部屋を清潔に保つための具体的な方法
毎日のルーティンに片付けを取り入れる:朝の準備が終わった後や、子どもが寝た後に短時間でも片付けを習慣にしてみましょう。これで部屋がどんどん汚れていくのを防ぐことができます。
子どもと一緒に片付ける:おもちゃや絵本の置き場所を決めてラベルを貼るなど、わかりやすく整理しましょう。片付けやすい収納ボックスを使えば、子どもでも簡単に片付けができるようになります。
定期的に物の整理をする:不要な物は処分し、必要な物だけを残すことで、収納スペースを有効に使えます。季節ごとに服やおもちゃを見直し、使わなくなった物はリサイクルや寄付などで減らしてみましょう。
片付けやすい環境を作る:収納スペースを増やしたり、収納の方法を工夫することで、片付けが楽になります。例えば、子どものおもちゃは大きな収納ボックスにまとめる、よく使う物は手の届きやすい場所に置くなど、使いやすさを重視した配置にすると片付けの負担が減ります。
家族全員で片付けのルールを共有する:「使ったら元の場所に戻す」「寝る前に10分間だけ片付けタイムを設ける」など簡単なルールを作り、家族全員で協力して家をきれいに保ちましょう。
家事代行サービスや時短グッズを活用する:忙しい時やどうしても手が回らないときは、プロの手を借りて家の中を整えるのも一つの手です。
ストレスを軽減するための具体的な対策
小さなタスクをこなす:一度に大きな掃除をするのではなく、たった5分の片付け時間を積み重ねてみましょう。例えば、リビングの一角を片付ける、食器を5枚ほど洗う、洗濯物を畳むといった小さなタスクをこなすことで「少しずつでも進んでいる」ことが実感でき、気持ちが楽になります。
優先順位を決める:全てを一度に片付けるのは難しいので、見た目に影響が大きい場所から始めましょう。例えば、リビングのテーブルやソファ周り、キッチンのカウンターなど、人が頻繁に使う場所を重点的に片付けると、全体の印象が大きく改善されます。
休息を取りながら作業する:疲れているときは無理せず自分の体調と相談しながら動きましょう。作業の合間に短い休憩を入れ、水分補給やストレッチを挟んで、自分を癒す時間を取ることを意識してみてください。
家族の協力を得る:家族全員で少しずつ片付けを分担し、一人にかかる負担を減らしましょう。例えば、子どもにおもちゃを片付けてもらう、パートナーに掃除機をかけてもらうなど具体的にお願いするとスムーズです。家事や育児を一人で抱え込まず、家族全員で協力しやすい仕組みを作りましょう。
完璧を求めない:疲れているときは、完璧を目指さず最低限の片付けで満足することが大切です。少しでも部屋が片付けば、それだけで気持ちが軽くなります。無理せず、自分のペースで進めることを心がけましょう。育児と家事を両立させるのは簡単ではありません。必要に応じて外部のサポートを利用することも考えましょう。
子育てが楽になる時期
子育てが楽になる時期は子どもの成長や家庭の状況によって変わりますが、一般的には子どもが幼稚園や保育園に通い始める3歳頃から楽になると感じる親が多いようです。この時期は子どもが自分でできることが増え、親の手助けが少なくなるため、育児の負担も少しずつ減っていくでしょう。発達スピードは子どもそれぞれですが、子どもと過ごす時間の一瞬一瞬はかけがえのないものです。しんどいことばかりに目を向けず、今この瞬間を大切にしてくださいね。
子どもと一緒に片付ける習慣を身につけるには
片付けを楽しい活動にする:例えば、お片付けの時間にお気に入りの音楽をかけたり、片付け競争ゲームをすることで、楽しみながら片付けができます。
一貫性を持たせる:毎日のルーチンに片付けの時間を組み込むことで、子どもは片付けが習慣として身につきます。例えば、遊び終わったらおもちゃを元の場所に戻す、おやつの前には部屋を片付けるといったルールを設定します。
片付けやすい環境を整える:子どもが自分で片付けやすいように、収納場所をわかりやすくラベル付けするなどの工夫をしましょう。例えば、おもちゃの収納箱に写真やイラストを貼ってどこに何をしまうかが一目でわかるようにします。
親が手本を示す:親が率先して片付けを行い、その姿を見せることで、子どもも「片付けは大事なこと」と認識するようになります。例えば、親が使った物をすぐに元の場所に戻す姿を見せることで、子どももまねっこしやすくなりますよ。
子どもを褒める:子どもが片付けをした際には、しっかりと褒めることが大切です。子どもは褒められることで、自分の行動に自信を持ち、次への意欲につなげられます。例えば、「おもちゃを全部片付けてくれてありがとう!すごく助かったよ」「○○ちゃんのおかげで、お部屋がピカピカで気持ちいいね」と具体的に褒めることで、子どもは片付けることに対してポジティブな気持ちを持てるでしょう。
まとめ
子育て中に部屋が散らかるのは仕方のないことですが、視覚的なストレスや心理的な負担を軽減するためには、毎日のルーチンに片付けの時間を取り入れることが大切です。家族全員で協力し、子どもにも片付けの習慣を身につけさせることで、部屋をきれいに保つことができます。また、家事代行サービスや時短グッズを活用し、無理なく快適な育児環境を整えましょう。疲れたときには完璧を求めず、少しずつ片付けることで、ストレスを軽減できますよ。