面倒なベビーカーの掃除を楽に始めるコツ

こそだて

赤ちゃんを乗せるベビーカーは、常にキレイにしておきたいものですよね。ですが、外で使用することで砂や泥が付着しやすく、赤ちゃんの汗やよだれ、食べこぼしなどで汚れが溜まりやすく、お困りのママは多いはず。ここでは、ベビーカーの洗浄方法とお手入れのコツを詳しく解説します。

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ベビーカーの洗浄は可能?

「ベビーカーは丸洗いできないし…」と、お手入れを後回しにしてしまいたくなるかもしれません。ですが、最近のベビーカーは多くが部分洗浄に対応していますので、一度取り外し方を覚えてしまえば、クリーニングが気軽にできるようになりますよ!赤ちゃんは汗をかきやすく、食べ物や飲み物をこぼしやすいため、定期的にお掃除しましょう。

ベビーカーの洗浄とお手入れの具体的な方法

ベビーカーのお手入れは複数のステップに分けて行います。まずは、各メーカーの取扱説明書を確認し、パーツの取り外し方や洗浄方法を確認しましょう。ここでは、一般的なベビーカーを想定して具体的な掃除の手順について詳しく説明します。

取り外せるパーツの洗浄

  1. 取り外し準備:座面シートやフロントカバー、ベルトカバーなど、取り外し可能なパーツを外します。この際、どのパーツがどこに取り付けられていたかを写真で記録すると便利です。取り外したパーツの洗濯表示を確認し、水洗い可能なパーツは洗濯機または手洗いで洗浄できます。赤ちゃんの肌に優しい中性洗剤やベビー用洗剤を使用し、蛍光漂白剤は避けましょう。
  2. 洗濯機で洗えるパーツ:パーツを洗濯ネットに入れ、洗濯機で弱水流に設定して洗います。これにより、型崩れやほつれを防ぎます。他の洗濯物とは分けて洗うとさらに安心です。
  3. 手洗いで洗えるパーツ:ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、取り外したパーツを浸します。優しく揉み洗いや押し洗いを行い、汚れを落とします。その後、洗剤が残らないようにしっかりすすぎ、タオルで水分を取り、風通しの良い場所で陰干しします。乾燥が不十分だとカビの原因になりますので、しっかりと乾燥させましょう。

固定された部分の拭き掃除

  1. ハンドルやフレーム:これらの部分は固く絞った濡れタオルで拭きます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた布で拭き取り、最後に水拭きします。特にハンドル部分は、赤ちゃんや大人が頻繁に触れるため、定期的な消毒がおすすめです!
  2. 日除けカバーや買い物カゴ:これらも同様に拭き掃除します。汚れをとった後はアルコール除菌スプレーで消毒すると、さらにピカピカになります。掃除後すぐに畳んだり、風通しの悪い場所に収納してしまうとカビやサビの原因になりますので、水気が完全に乾くまで風通しの良い場所で乾燥させましょう。

タイヤの掃除

  1. 泥や砂の除去:タイヤやタイヤロック部分に詰まった泥や砂をいらない歯ブラシなどで取り除きます。特にタイヤの溝に入り込んだ砂や泥は、走行性能に影響を与えるため、しっかりと取り除きましょう。
  2. タイヤの拭き掃除:濡れタオルでタイヤを拭き、必要に応じて潤滑油を注油します。これにより、タイヤの動きがスムーズになります。潤滑油は、タイヤの軸部分や回転部分に少量塗布するだけで十分です。

カビの除去方法

ベビーカーにカビが発生した場合、以下の手順で対処します。カビは見つけ次第、なるべく早く取り除けると良いですね。

  1. 必要な道具:カビ取り剤(クエン酸や酢でも可)、中性洗剤、柔らかいブラシ、水拭き用の布、洗濯ネット。
  2. カビ取り剤の使用:カビが発生している部分にカビ取り剤を塗布し、指定の時間だけ放置します。クエン酸や酢を使用する場合は、水で薄めてから使用します。
  3. ブラシでの除去:カビが浮いてきたら、柔らかいブラシで優しくこすります。力を入れすぎないように注意してください。
  4. 水拭き:水拭き用の布でカビ取り剤をしっかり拭き取り、必要に応じて中性洗剤を使って拭きます。カビ取り剤が残らないように丁寧に拭き取ることが大切です。
  5. パーツの洗浄:取り外せるパーツは洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うか、手洗いします。しっかり乾燥させることが重要です。

ベビーカーのお手入れ時の注意点

ベビーカーのお手入れを行う際は、取扱説明書を確認し、指示に従ってください。特に外したパーツを戻す際、取り付け方法を間違えると安全性に影響することがありますので、注意が必要です。また、お手入れの際には、以下のポイントにも注意しましょう。

  1. 安全性の確認:お手入れの後は、必ずベビーカー全体の安全性を確認しましょう。特にシートベルトやブレーキの機能が正常に働くかどうかをチェックすることが重要です。
  2. 使用する洗剤の選択:赤ちゃんの肌に触れる部分には、中性洗剤やベビー用洗剤を使用し、強力な化学薬品は避けましょう。また、香料が強すぎる洗剤も避けると良いでしょう。
  3. 乾燥の徹底:洗浄後のパーツは完全に乾燥させることが大切です。湿気が残るとカビや雑菌の繁殖の原因となります。

おすすめの掃除アイテム

日常的に行うベビーカーのお掃除には以下のアイテムが便利です。

  • 歯ブラシ:タイヤの溝や細かな部分の汚れを落とすのに最適です。
  • 柔らかい布:拭き掃除に適しており、フレームやプラスチック部品を傷つけにくいです。
  • ウェットティッシュ:手軽に汚れを拭き取るため、常に携帯しておくと便利です。
  • 除菌スプレー:細菌やウイルスの繁殖を防ぐために使用します。

お手入れ頻度と安全性チェック

ベビーカーの汚れ具合は使用頻度や場所によって異なりますが、定期的なメンテナンスが大切です。以下のポイントを定期的にチェックしましょう。

  1. タイヤの回転:泥やごみが詰まっていると回転が悪くなるため、こまめに掃除し、潤滑油を注油します。タイヤの空気圧も確認し、必要に応じて空気を入れましょう。
  2. 折りたたみ機能:折りたたみ部分に汚れが溜まると支障が出る可能性があるため、隙間のゴミを取り除きましょう。
  3. 走行のスムーズさ:タイヤの掃除をしても傾きやがたつきがある場合は、パーツが破損している可能性があります。原因がわからない場合は、早めにメーカーへ問い合わせましょう。

頑固な汚れにはクリーニング業者も

シートにカビが生えたり、蓄積した汚れが落ちない場合は、ベビーカーのクリーニングサービスを利用するのも一つの手です。専門のスタッフが隅々まできれいにしてくれるため、手間がかからず安心です。クリーニング業者に依頼することで、難しい汚れも確実に取り除くことができます。

まとめ

ベビーカーのお手入れは手間に感じるかもしれませんが、適切な方法で行えば簡単に清潔に保つことができます。定期的なお手入れを心掛け、清潔なベビーカーで安心してお出かけを楽しんでください。しっかりとメンテナンスを行うことで、ベビーカーを長く使うことができますし、ママと赤ちゃんのお散歩もきっと快適になりますよ!カンタンにできそうなことから始めてみてくださいね。

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